樹峰について
優美な灯りで表す、
大切な人への変わらない心。
お盆の風習や時期は時代によって、また地域や宗派によって異なります。
しかし、故人を想い、人と人との繋がりを大切にする「心」は同じです。
伝統文化を継承する職人たちの技に最大限の敬意を払い
お盆文化の原点ともいえる「故人を想う心」に重きをおく、
それが服部茂樹商店のオリジナルブランド「樹峰」シリーズです。
慣習や形式だけにとらわれない、八女盆提灯をご提案してきました。
そして、これからも。大切な人を失った家族の心に寄り添う
「盆提灯」とは何か、「灯り」とは何か、追求し続けます。
樹峰の表現
〈心を映す絵柄〉
桜の木、梅の花、五重塔、
あの人に合う絵柄を選びたい。
従来、盆提灯の絵柄といえば、
お盆に咲く花(桔梗や萩)でした。
「樹峰」ではそんな盆花だけにとらわれず、
故人が生前好んでいた草花や風景を
お選びいただけるよう、さまざまな絵柄を考案。
当時ではまだ珍しい「桜」や「梅の木々」、
京都の「五重塔」の建物を含んだ風景画など、
新たな絵柄のお盆提灯を生み出してきました。
今では盆提灯の新たな定番となり、個を表現する灯りとして広がっています。
〈青の家紋〉
職人の技を活かす
美しく、涼やかな、青の家紋。
絵師たちが描く草花や山水などの絵を
家紋に添える背景で終わらせたくない
そんな想いから生まれたのが、「樹峰」の青の家紋です。
力強い印象を持つ黒色ではなく、
日本の伝統色「新橋色」で家紋を描くことで存在感を和らげ、
水彩画との調和を生み出しています。
「涼み提灯」と呼ばれる八女盆提灯らしい幻想的な灯りに仕上がりました。
〈ふるさと提灯〉
思い出話に花が咲く、
ふるさと提灯。
故人が愛したふるさとの風景や、
新婚旅行や家族旅行先での思い出の風景、
長きに渡り故人と暮らしてきた地元の風景など、
色あせない思い出を絵柄にした「ふるさと提灯」。
希望される各地域の販売店さまと何度も打ち合わせを行い、
八女の職人がその土地ならではの風景を絵にしたため、
そこにしかないオリジナル盆提灯をご提案しています。
思い出に花を咲かせ、故人との日々を思い、語り合う。
盆提灯を通じてそんな団欒のお手伝いを行うこと。
それこそが、お盆提灯本来の意味に繋がると信じています。
樹峰のおもてなし
準備から片付けまで、
負担をかけない工夫を随所に。
樹峰では、箱を開けた瞬間にも良い香りを楽しんでいただけるよう、
全製品に防虫剤効果のあるお香を同封しています。
また部品の収納が簡単にできる収納箱をおつけしたり、指紋がつきやすい商品には、手袋を同梱。大切なお盆行事が毎年スムーズに行われるよう、準備や収納のしやすさにもこだわっています。
日本の工芸品、有田焼の風鎮。
大内行灯、住吉提灯についている風鎮は、
伝統工芸品に指定された佐賀県は有田焼の磁器です。
房は人形の町、越谷市の職人の手によって作られています。
主役である提灯を支える名脇役として、
さりげない華やかさと重厚感を添えてくれます。
想いを継いでいくための
修理・メンテナンス
大切な人への贈り物である盆提灯を末長く使いたい、
できれば次の代にも、その次の代にも想いを繋いでいきたい、
ご先祖様の盆提灯を修理しながら大切に使っていきたい。
樹峰では、あらゆるお客様のご要望にお応えできるよう
修理・メンテナンスなどのご相談も随時受け付けております。
まずは、ご購入いただいた販売代理店にご相談いただくか、
販売代理店がわからない方は、下記のお問い合わせフォームよりご相談ください。